2016年3月12日(土)
数日前にテラの森さんから電話をもらったS病院のノートパソコンの不具合。今朝電話をしてやっと見に行くことが出来た。
こちらでいつもお相手して下さるのはH口さん。今回のパソコンはH口さんがいつも使っているVaioのノートパソコンで、使っている時にプツンと電源が落ち、再起動してブルーバックで止まるとのこと。
前は時々起きる程度だったのだが、最近はかなり高い頻度でその不具合が起きる。
ウ〜ン、こういうのはやっかいなんだよねぇ。
行って見ると、ちょうどその症状が起きていて、H口さんはブルーバックの画面をそのままにして置いて下さった。
内容を見るとどうもハードディスクの不具合のように読み取れる。
セーフモードでは起動する?→起動して「パソコンは申告なエラーから回復しました」のメッセージ。
「このメッセージが出るとしばらくは大丈夫なことが続くんですけど、とにかくメモリーの健康度から順に見てみますので。」
メモリーチェック→ 異常なし!
ハードディスクのS.M.A.R.T.情報 → 注意、代替セクター保留あり
ハードディスクエラースキャン → Windowsのシステム部分があるであろうごく最初の辺りにダメージあり
そういうことか・・。
これを解決するには、リカバリーディスクを作った上で、ハードディスクを新しいものにしてリカバリーすること。そこからWin7の長い歴史分アップデートをして、Officeを入れ、ウィルス対策をして、バックアップしてあるデータを戻す。バックアップに関してはH口さんのこれまでの苦い経験からちゃんとやって下さっている。まぁ、結構な作業になると思う。
「個人であれば安いパソコンの4万5万だって大きな出費なので、リカバリーという解決法も勧めたりしますけど、こういう大きなところだと、本当に大事なのはデータなんで、それを安心して扱うためにも、リカバリーの手間とお金をかけるよりパソコンの購入を考えた方がいいかも知れないですよ。」
「分かりました。このパソコンには不満に感じるところもあって買い替えも検討しているんで、考えてみます。で、リカバリーの方は宮城さんにお願いすることも出来るんですか?」
ン?? もちろん出来るんだけど、どこか矛盾してない?
話を聞くと、このVaioはH口さんの私物で、それを病院に持ち込んで仕事用に使っていたらしい。だから、病院としては新しく購入、H口さんとしてはこのパソコンをリカバリーして私物として回収したい。
なるほど、これだと僕の説明とピッタリ符号するわけだ。
そんなわけで、預って来た。作業は明日のまとまった時間を使って始めるつもり。
**************************
夕方、体を動かしたくて、高知駅よりもっと東方向のスーパーまで納豆を買いにいった。
納豆というのは本当の目的じゃないのだが、家から500mもしないところで同じものを買えるのに、わざわざ10kmほど先のスーパーへ1個の納豆を買うためだけに自転車で出かけるなんていうのも楽しいじゃないかという遊び心で買いに行くことにしたわけ。
おかげで、10年以上会っていない人に会うことが出来た。
若いころに、我が亡き友経由で知り合って、みんなで行き来のあったM田さんという人なんだけど、今は結婚していてO野さん。そのO野ご夫妻が信号待ちしているところに行き当たり、夕暮れの薄暗い時間なのに15mくらい離れたところからお互いに相手がすぐに分かった。
「あっ、宮城さんや。」
「オー、懐かしいねぇ。」
それこそ、僕が学生時代に家庭教師をしていたI上の葬式以来だから12〜3年ぶりになる。
こういう出会いやすれ違いって5秒10秒の差で起きたり起きなかったりするものなのに、こうやってちゃんと会えて近況を交わせるなんてラッキーだったなぁ。
犬も歩けば棒に当たる。宮城も走れば懐かしい人に会える。
おかげで、10km離れたスーパーで買った納豆はとても意味のあるものになったのであった。
しばらくは冷蔵庫の中で燦然と輝いていてくれるだろう。