2016年 4月 8日(金)

手放せば入って来るの術

 ILSさん、静かにたくさん進んだ日。

 経営者のO村さん親子が出張中で、事務室には僕一人。

 はっきりさせないと先に進まないことがある時に、すぐ質問出来て答えをもらえるという点ではどちらかがいてくれた方がいい。そして、最近は僕が来る曜日にはいつもH達君がいてくれたおかげで、随分とものごとが進んだが、僕の質問がどういうことにつながって、質問への回答がどういう意味になるかという受け答えでは結構なコミュニケーションが生まれる。

 単純な作業を最短で済ませるというような時はこのコミュニケートの労力が結構リズムを壊すのね。

 今日は、その単純タイプの作業日で、一人だけの事務室で集中したので、まぁ、静かに多くのことが済んでしまった。たまにこういうのもいい。

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 ILSさんの工房のコピーも出来るタイプのプリンターが壊れたので、僕が今まで使っていたプリンターを差し上げた。

 これはこれで、モノクロ印刷だけなら十分に使えるが、カラーの方はインクヘッドの詰まりがどうしても解消できなくて、偉そうに「差し上げた」なんて言えるものではない。

 でも、ILSさんの工房では別にカラーの必要はないということなので、捨てるよりは使ってもらった方が嬉しい。

 で、家に帰って来て一休みしてたらご近所のS原さんから電話。

 「コピーとかは出来んけんど、ほとんど使うてないプリンターがあるんやけど、誰か使うてくれんろうか。僕ぁ、コピー機能のある別のプリンターを買うたき・・。」

 「えっと、それって、誰かに差し上げてもかまわないということですか?」

 「うん、誰か使うてくれたらそれでかまんがや。」

 アーララ、手放せば入って来るの法則だねぇ。きっと、誰かの役には立つはず。

 ひと休憩しておいて、頂きに行った。

 そこに待っていたのは、ip2700という、最近は3000円前後で販売されているが、値段とはうらはらに使う人間次第ではとてもいいプリンター。後部からの用紙供給が出来るので、名刺サイズの印刷も出来るし、ドライバーには「奇数ページのみ」、「偶数ページのみ」というやり方で両面印刷をこなす仕組みも用意されている。

 実は僕もこの機種を使っているんだよねぇ。

 ILSさんの事務室、イクオール僕がメインの部屋のプリンターもヨレヨレなので、僕の持ち込みみたいな感じでアソコで使ったら僕が便利になるかもネ。