2016年6月27日(月)
看護科の授業。今年の生徒は分からないことがあるとよく訊いてくれる。
その際、「先生ッ」と呼んで手をあげるんだけど、親しくなり過ぎたのか、その手を「オーイ」とか「さよならー」みたいに横に振ったりするのネ。
僕は、手を振られたら手を振り返すので、それでオシマイになりそう。
その内、手をあげてその手を振らずにまっすぐ挙げた子がいると「ストレッチ?」みたいなことに。
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生徒の名簿の中に見たことのあるような名前があった。
「S崎さんのお母さんって、もしかしてテツコさん?」
「エッ?そうです。」
「あなたちっちゃい頃バレエ習ってた?」
「ハイ・・!?」
アララ、昔の仕事仲間の娘さんがいた。しかもそれは同じ部屋で仕事をしていた人で、S崎さんのお子さんはバレエ教室に通っていたので、僕が病院勤めを止めた後にも、彼女とは1年に1度くらい舞台で顔を合わせていた。
その時のお子さんが今や短大の生徒になる年齢になっているわけだ。
まぁまぁ、光陰矢の如しとはこのことだ。
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生徒のみんなは7月に入ると実習であちこちの病院に行き、この授業は20日過ぎまでお休みとなる。
「僕が自分で言うのもなんだけど、実習の方がみなさんにとっては、よっぽど大事なことだからねぇ。実習中はこの授業のことはどうぞ忘れて下さい。で、実習が終わったらまた一緒にやりましょう。無事に帰って来てね(^^)」
無事を祈るほど実習が危険なものとは思わないけど、現場に行って人生観変わった人間も知ってるからねぇ。机上の勉強よりははるかに意味のある体験なんじゃなかろうかと思っている。
そんなわけで、授業はしばらお休みだ。ワァ〜イ!!