2016年8月19日(金)

九反田の橋

 夕方から曽我さん和田さんと「偲ぶ会」。

 年末近くに開催されるバレエのコンサートの演出及び照明プランの先生が亡くなって今日は舞監先輩の曽我さんと音響の和田さんとで偲ぶ会。

 場所は曽我さんの馴染みの方が九反田に店を出したというオシャレなお店。

 アララ、ここは8/3の谷病院のビアガーデン慰労会があったビルに至る角っこにあって何となく気になった店だ。

 「こういうオシャレなお店とかは僕には縁が無いところだなぁ・・。」なんて思いながら、その前にある橋から、カルポート裏の桜並木沿いに流れる運河をしばらく眺めてたっけ・・

 この橋からの眺めはとても趣があって、町中ながらしばらく時間を忘れさせてくれる風情がある。運河沿いには解放された空間が続き、船が係留されていて、水、船、空、夕暮れ時には夕日も・・。

 偲ぶ会にはふさわしい立地だ。

 時は来て時は逝き、今回の先生は全国区の東京在住の先生なのだが、高知でも舞台関係の重鎮の方々も随分と数が減った。順番とは言え淋しいこと。

 何がどうでも不死身っぽい曽我さんでさえ、引き際を考えてるふしがある。

 時が止まればいいのだが、後から来る世代もそれなりに自分の人生を全うすべく控えているわけで、そうも行かない。

 受容すべしか・・・