2016年10月20日(木)
谷病院の検査室のパソコンが随分と危うい。OSはXPで、このパソコン、調子が悪くなるたびに処置を施して10年以上持たしている。これまでに、ハードディスクのコピーと交換2回、本体の挿げ替え1回。
パソコンそのものは買い替えれば済むしそれは負担ではないのだが、中に入っているOSが変わると特殊な専門ソフトを入れ替えないといけなくて、そのソフトは廉価パソコンの数十倍の価格。
なんとか持たして、うんと利益が出た時とか、病院を建て替える時とか、大きなイベントがある時に最新のものにするのが理想的なやり方だ。
事務長の提案は、今使っているDellのハードディスクを、遊んでいるXP機時代のSonyのデスクトップ機に付け替えて使えないかというもの。
オウ、そういう発想はしたことが無いよ。同じDell機同士でも型番が違えばもうダメだと思っている僕に比べて、なんて自由な発想なんだろう。出来たらすごいよナァ!!
理屈としてはSony機のドライバ一式を吸い取っておいて、Dellからのハードディスクを取り付け、Safeモードで起動して、Sony機のドライバをあてがえば使えるようになるような気もする。
ドライバの吸い取りというのは同業者の人たちでやってる人を知らないけど、ミヤギ君はそれが出来るツールを持っていて、時々活用している。
これが出来たら、立派な一つのノウハウだよ!
ところが!!Dell機のハードディスクはパラレル接続、Sony機のハードディスクはSATA接続で規格が違っていた。残念!!
このやり方はあきらめて、あらためて検査室のDell機をチェックすると、ハードディスクの温度が50℃を超えている。
「使い始めはちゃんと動いているけど、その内にいろいろ不具合が起きるでしょう?」 → その通り!!らしい・・。
事務長室にストックしているハードディスクの中から容量が同じものを選んでコピー作業をする。
ハードディスクのコピー用ソフトを使う時、普通ならパソコンに取り付けているハードディスクが「HDD0(ゼロ)」、コピー先のハードディスクが「HDD1」として認識されるのだが、今日の作業ではそれが逆になっていた。
ウー!これはストレスだ。コビー元とコピー先を間違えると中身がスッカラカンになっちゃうからねぇ。
間違いのないように何度も確かめたうえでコピーを開始したが、それでも心配でパソコンの前から離れることが出来なくなった。
コピー作業が済んだら、ハードディスクを交換する前にとにかく一度起動させる。ちゃんと起動すればスッカラカンにはなっていないことを意味する。
スイッチON!ハイッ!大丈夫!
ハードディスクを取り換えて起動し動作確認して、今後しばらくは経過観察をしながらの使用ということにしてもらう。
見る限り基板上に目視確認できるような不具合は無かったし、なんとか持ってくれたらうれしいな。
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と、日記を書きながら気付いたのだが、DELLのハードディスクをSATAのハードディスクにコピーしてSony機に付けるというのはどうなんだろう?
ウー、実験ごころがうずくゼ・・