2016年12月11日(日)

土佐山田のT中さん、レノボのノート

 ILSさんでの文章校正複数作業は2時半くらいで置かせてもらって、その後は初めてのお客さまである土佐山田のT中さんのところへ。

 T中さんは昨日の夜10時過ぎにお電話をくださった。

 最近の仕事の積み具合とそのことから出来た習慣で、いつもならもうクタクタで寝てるはずのボクはたまたま寝る直前でまだ起きていた。

 「ここ4〜5年パソコンを触っているので、誘導してくださったら電話でも出来ると思うんですが、Windowsを入れ直したパソコンのインターネット接続がつながらないんです。」

 話を聞くほどに、T中さんはご自分のパソコンにWindowsをクリーンインストールした後、画面の解像度、音の出力、LAN接続などのドライバーのインストールをしていない様子。

 初めての方だし、どのくらいまで分かっていて、どの辺りから経験がないのか分からないので、分かりやすい言葉で話す。「ディスプレイ」という言葉が出そうになったら瞬時に「画面」と言い換えるような感じかな・・

 「そういえば、おっしゃる通り、画面も妙に大きくて、これまでと違う感じです。」

 話すこと40分。T中さんも僕が言っていることが分かって来た感じ。

 「分かりました。電話じゃ無理だと思いますので来ていただいてもいいですか?」

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 で、今日の訪問になったわけ。

 T中さんのレノボのノートパソコンは、まさに昨日の電話で僕が予想した通りの状況だった。Windowsの入れ直しについては、T中さんのご友人が教えてくれた方法でやったとのことで、ドライバCDは無い様子。

 ほんとはメーカーが用意している「リカバリー」が一番良かったんだけど、試してみるとリカバリー領域は既に消えていた。

 僕が持っていったノートでレノボのサイトに行ってとりあえずLANドライバを入手し、それをレノボPCに入れた後は、レノボそのものをネットにつないで作業を進める。

 ドライバ一式がなかったら、ネット上のレノボのサイトからもらって来ることになるワケ。そこらは僕は割と得意な分野。

 「ところで僕にお電話をくださったのはどういうことからなんです?」

 「昨日困り果てて、104で高知中のそういうところの電話を全部教えてもらったんですけど、どこも時間的に電話がつながらなくて、それでそういうサービスをしている東京の方の電話を教えてもらったんですけど、そちらもムリで・・」

 電話での誘導を希望されてたから、なるほど東京ってことも分からないではない。

 「それで、もう一度高知の方で電話して、宮城さんのところにかけたのは最後の方だったんです。そしたら奥さんが出てくれて、すぐ宮城さんに変わってくれて・・」

 「僕で良かったですネ。電話がつながってもこのタイプのことをこなす人は少ないんですヨ。僕はこの手が苦にならない人間なんで。これも縁なんでしょうかねぇ。」

 レノボPCのデバイスマネージャーに表示されていたビックリマークは全て消え去って、ネットもつながる、解像度の変更も出来る、レノボPCはさりげなく「普通」の状態になった。

 T中さんはよくお話しをされる方で、その受け答えでいろいろやって見せ、僕の考え方なんぞも話すことに。

 「すごいです。パソコンの操作と、その説明の仕方とか、まるで手品を見てるみたいです。年配の方にはWクリックなんて言わずにカチカチッだなんて、プロ中のプロじゃないですか。僕もそういう人を身近に欲しかったんです。」

 アチャー(^^; あんまり褒めないでくださ〜い。調子にのるのが一番まずいんだから。

 でも、こうして喜んでもらえると、ホントに嬉しい。