2016年12月18日(日)

チャリティー、日舞の会

 今日はカルポートでの日舞、チャリティー、大道具。

 番組数が適度になって、アレモコレモの飾り方もしなくなり、チーフ格の人間も体力の低下に伴いアルバイトの若者を投入し(^^; ・・・、なんてことが作用して随分と負担感が減った舞台仕事と相成った。

 というより、このチャリティーの会、以前が凄すぎたんだよね。

 「目まぐるしい」とはこのことか・・と思うくらい、2分3分の歌謡舞踊の番組ごとに飾りを入れ替え、その番組がとんでもない量だった。

 ブロックに挿した立木が舞台に出した途端倒れそうになり、それが安定するまで押さえるためにしばらく舞台上でさらし者状態という洗礼を受けたのが僕のチャリティー舞踊最初の年のこと。

 あの頃に比べると最近はとてもスマートだ。

 世間では年長者が最近の若者たちの様子を見て、世代間の相違「最近の若いもんは・・」なんて言ってるけど、アルバイトで来た青年たちもやってることの意味や大事なことをちゃんと説明するとその場で理解して動いてくれる。

 「草履っていうのは決まり事なんですか?」

 「??・・ あぁ、それは草履じゃなくて雪駄って言うんだよ。和物では雪駄だね。所作台の上がり下りとか、すぐに脱げてすぐに履けんといかんし。(もともと靴が無い時代に出来上がった習慣だし・・)」

 所作台ってのはネ、とても神聖視されてるもので、その上に土足で上がったりしたら、やさしそうなホールの人でも怒鳴って怒るくらい大事なものだから絶対雪駄を脱いで上がらんといかんヨ。

 その説明をした若者が舞台が終わった撤収の勢いの付いた場面で所作台に上がってしまい、大きな声で注意したのは僕だった(^^;

 びっくりした若者が急いで所作台から下りた2秒後に「こういうこと! (^^) 」と笑った僕はちょっとまずかったかな。せめてもう3秒はきびしい顔をしているべきだったかも・・

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 終わったあとは忘年会。

 今日は明日舞台仕事があるわけでもなく、しっかりと最後まで参加したミヤギ君なのであった。

 みんな大きな声でそれなりに内容のあることを話すので、聴覚が繊細な僕としてはしんどいこともあったけど、これも日々鬱屈した「縁の下の力持ち」的役割の舞台人のエネルギーが噴出したウルサイ場面なのかも・・

 みんな、頑張ってるんだよネ(^^;

 僕も・・、僕は頑張らないことにしよう・・