2016年12月27日(火)

今年最後授業の日

 短大授業、今年最後の日。

 授業の内容は「介護保険」ということで、長い歴史の中では比較的新しい保険の話。

 教科書では介護保険の約束ごと的な内容でそれほど重くないんだけど、現実は重い・・

 仕事の関係でいただいた、とある大きな病院の介護保険に関するパワーポイントのスライドでは、みんなのための保険制度であるのに、その保険料を払えずに3割負担となり、それが苦しくて制度を利用出来ない人達の例がいくつも載ってたっけ。そういう人たちをど社会的資源を活用して制度を利用できるようにしたか・・

 年末とお正月のこの時期は、「よいお年を」「明けましておめでとう」で、みんなが「あなたのことを大切に思っています」という気持ちを表明して一体感を味わえることが大事な時期なのに、この内容は重いなぁ。

 大変な人はほんとうに大変で、今は問題の無い人もいつ大変なほうになることだって大井

 時間というものがホントにあるのか無いのか怪しいんだけど、ヒトは時の流れを感じる脳を持っていて、その中で時は来て時は行き・・、人も来て、人は逝き・・。とても大切な「今、この時」が一瞬一瞬過去になって行くんだよネェ。

 「少年老い易く学成り難し」って言うけど、「愛成り難し」の方がもっと問題かも。

 世間のみなさまが健康に老い、健康に(?)逝き、次の世代がまた健康に生きていけますように・・