2017年1月14日(土)
午後2時、フローリストJさんへ。
Vista機からWin10機へホームページ管理環境の引越し。
店主のY山さんは、ご自分がお持ちのHPビルダーVer.12がWin10に入るものなのか、入ったとしても今はVer.21まで来ているビルダーに買い替えなくていいものかを心配されていた。
「これから新しいタイプ、特に携帯対応のページを新規に作るというのなら新しいに越したことはないでしょうけど、Ver.12の時代に作ったホームページを更新していくだけならVer.12のままで大丈夫ですヨ。Ver.6.5だって最近のWindowsに入りますから入る筈です。」
前回訪問した時もそういう話をしたし、今回の電話でも上のように答えたけど、なおY山さんはご心配の様子。
今日はY山さんの目の前でキレイにビルダーVer.12をインストールし、サイトの作成、転送設定を行い、Y山さんがあきらめていた画像加工ソフトもついでインストールして、Y山さんのやり方で今までどおり更新作業が出来るかも確かめて頂いた。
なんと中身のある1時間だったことか。
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ところが・・、帰ったあと「Kだけが入力出来なくなっている」の電話が。
ウ〜ン？
プログラムのインストールで特定のキーだけが入力出来なくなるなんて今まで一度も経験していない。Numlockキーを押してしまったとかそういうことでは？
電話で説明して確かめてもらうが、どうもおっしゃる通りKだけが入力出来ないみたい。
「となると、もう一度見せて頂かないと分からないです。」
Y山さんは仕事で即困るからと、今度はご自分が僕の家にパソコンを持って来て下さった。
触ってみるに・・・
Kのキーだけが他のキーと違って押し込んだ時の感触というか、抵抗感がある。最後まで押し込めない。
たまたま特別な作業をやった後で起きたけど、今日の作業とキーの不具合は関係ないはず。でもそれを分かってもらうには、システムの復元で今日の作業以前の状態に戻してもKが入力出来ないことをお見せした方がいいし、僕もしっかりそれを確認したいので復元実行！！ビルダーと画像加工ソフトをアンインストールするというんじゃなくて、復元で以前のまんまに戻すことが重要だ。
一人で作業するなら放置して復元が終わるにまかせるが、二人で画面とにらめっこしてるとその時間の長いこと。
今日の作業が全て消え、パソコンは3日前の状態に戻ったがKは入力出来ない。まぁ、キーを押したときのタッチが違うから機械的な不具合なことは間違いないんだけどね。
「3年保証とか、5年保証とかは入ってないですか？」
「入ってます。」
「Windowsの設定を触っていて動きがおかしくなったというような場合は保証外だけど、こういう機械的な不具合は間違いなく保証してくれますんで、即、購入した電気屋さんに持って行ってください。キーを外して付け直すなんて手もあるけど、限られた時間でやるには繊細過ぎるんで、保証があるのならそちらを利用した方がいいですヨ。」
ミヤギ家はこの後ちょっと出かける予定があって、既にその時間が来ている。
「ハイ、そうします。まぁ、こういうこともあるんですねぇ。」
僕の仕事をしていると結構遭遇する『複合系トラブル』なわけ。
トラブルの原因だと思った作業が実はほんとの原因ではなく、そう思い込んで修復作業をやろうとすると永遠の謎に迷い込む。
システムの復元をやる前に、今の時点の復元ポイントを作っておいたので、もう一度その時点を選んで復元すれば今日の作業はオジャンにならない。
時間がかかり過ぎるのであとはお預かりして済ましておくことにした。フローリストＪさんは明日はお休みということなのでそれも可能なわけ。
で、明日お渡しして、それから電気屋さんに持って行ってもらうと・・。Ｗｉｎ10機がない間はもう1台のＶｉｓｔａ機でなんとかはなるとのこと。
僕も言いたい！
こういうこともあるんだねぇ・・・