2017年2月16日(木)

製本作業@谷病院

 谷病院、やったことはいろいろあれど滅多にない作業としては、作業療法士さんとの製本作業。

 谷病院の作業療法の中には音楽療法なるものがあって、その時使っているコピー用紙で作られた歌本が大分傷んで来て新しく作り直すことになった。

 前の歌本を作った時には僕は関わっていないのだが、おくふじ新聞のK松さんご夫妻と最初にやったご主人の画集の製本作業で、僕は製本機を購入し、製本のやり方についても出来上がりにこだわってそれなりのノウハウを持っていて、谷病院の業務マニュアルの製本などもやったことがあるので、それを歌本作りに活かすことにしたわけ。

 「それなりのノウハウ」と言っても慣れればなんでもないことなのだが、やったことの無い人から見たらやはりチョット違うみたい。

 「なんか職人さんみたい。」

 これは、作業療法士のH木さんの言葉。

 製本テープを貼るにしても、しわが来ないように、背表紙部分がピッタリ決まるようにそれなりに手順がある。

 でも、いくつかやる内にH木さんの手付きもそれらしくなって来て、やっぱりなんでもないことでもあるような・・・(^^;

 一人でやるとホントに地味な作業なんだけど、二人でやると負担も少なく早く出来て、それは当たり前と言えば当たり前過ぎることだけど、僕には新しい発見だった。

 今度大量の製本作業とかあったら誰かを巻き込んでやることにしようっと!!