2017年4月22日(土)
昨日夕方6時からは、グリーンでの舞台の仕込み作業。
おととしまではお絵描きのお師匠眞殿さんが、この金曜日夕方からの仕込みに入っていて、僕は土曜日の本番の日だけ呼ばれていた。
そして去年は美術館ホールの仕込みとこちらの土曜本番が重なり、僕は美術館ホールの所作敷きの方に行ったので、こちらの舞台には入っていない。従って眞殿さんが入っていたかどうかは定かではない。
どちらにせよ、こういうパターンは僕は初めてなわけ。
まずは、前もって運送屋さんがホールの搬入口に届けていた道具の量をみてン〜??これ、二人で飾らんといかんの?
明日は土佐市のN宮さんが加わり、僕と彼が飾る係。親方の河渕さんはメインは狂言方だが、手が足りないところには手を出してくれるからまぁ何とでもなるんだろうけど・・(^^;
まぁ、今日のところは柳を組み立て、色紙やら岩やら雪うねやら、とに角仕込んでおきましょう。
トンテンカンテン♪
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さぁて、今日の本番は・・
暗転が多く、短い曲も結構あって、パネルを立てるアンカー、及び色紙は使いまわしが多く・・
なるだけ先の準備をしようにも、今舞台に出ている飾り物のお役目が終わらないことには・・
音響の和田さんのプレイヤーに表示される今やってる曲の残り時間を覗き込みながら、時間と勝負みたいな感じが開演10:30から16:00くらいまで続いた。
力出し切ったヨ〜
今日の感じ、40代、50代の時の僕でも大変だったと思う。(僕が舞台に関わったのは40代ちょっと前だったので30代、20代は出て来ない。)
でも、舞台袖での立ち方さん達の会話が聞こえて来たり・・
「いざ踊り出したら踊ってしまうけんど、舞台に出て行くまではチョー緊張するちや・・。もうイカン。」(ハラハラ・ドキドキ・・)
「大丈夫ちや。ホラ気を入れて!!」 背中をドン、ドン!!
なんて様子・・。
重いものを持って動き回る我々を気遣って場所を開けてくれる立ち方さん、ちょっとした会話で見せてくれる笑顔。
おかげで、ただ「しんどい」だけの終わり方じゃなくて「出し切った!」と思える終わり方が出来た。
最近は舞台の数も減ったし、飾り物も減ったしで、ラクしてる間に体は年取ってるしネ〜。