2017年5月 8日(月)

インフォームドコンセント

 女房の堤防からの落下による入院、連休中はお医者さんたちも手薄で、連休明けの今日カンファレンスを持って手術が必要かどうかを検討し家族に説明してくれるとのこと。

 若い担当医の説明はとても分かり易く、手術するしないを選択するには十分な説明だった。

 圧迫骨折というのは違っていて、実際のところは脊椎の破裂骨折。不幸中の幸いで、破裂して飛び出した骨片が脊椎の神経の束に届いていなかったから良かったものの、もしそういうことになっていたら半身不随などの症状になっていてもおかしくなかった。そして、今回破裂した脊椎の骨は安定してなくて、今後の生活で神経に刺さるようなことがあったら、半身不随になるような危険をはらんでいる。

 9:1、8:2の割合で手術した方がいい。

 これまでの手術でそういうことは起きていないが、人間のやることだから起きる可能性がある危険性としては、手術で骨を支えるために使うボルトが神経管スレスレの場所を通るので、間違って神経に当たったら問題が起きるし、神経管の向こうの動脈に当たると死ぬ。

 まぁ、見事なインフォームドコンセント。

 話としてはいいネタだけど、今の状況ではネタには出来ない。(この日記は、手術が無事に済んでから書いてます。)

 手術はやってもらうことにした。

 手術予定は来週の火曜日だが、その前に発熱などで手術延期になるような患者さんが出たら少しでも早くやるとのこと。

 熱いとか寒いとか痛いとか、そういうの大嫌いなんだけど、女房は今「痛い」のど真ん中にいる。

 娘たちは、女房の留守を守る意識でしっかりしている。

 我が秘書殿は、台所で洗い物をしていてネスカフェの付録でもらった赤いコーヒーカップを割ってしまったんだけど、その白い割れ口のキレイなこと。赤と白の見事な対比・・・。

 コーヒーカップを割ったことより、秘書殿の一生懸命さが伝わって来て、僕は記念にその割れたコーヒーカップをスマホで写真に残した。

 このカップ、鉛筆立てとか別の使い方で僕の手元に置いておきたいな。

 いい娘たち・・