2017年6月24日(土)

僕なりの速読法

 女房は6月末日で退院することになって、今日は予行演習の外泊帰宅。

 ポッポさんの理事会は欠席させてもらって我が家の受け入れ態勢を作るがそこへILSさんから全集本1冊目の校正話。

 7月7日の出版は何が何でものことで、急ぐのヨ・・

 ウ〜・・・、一冊当たりどれくらいの時間がかかるのか・・、到底無理なのか、案ずるより・・なのか、やってみないと分からない。

 女房を病院から車に積んだあと、我が家の低めの生活空間を高くするために椅子を買いに行ったり、ちょっとした買い物をしたり、ILSさんにゲラを預かりに行ったり。

 退院間近とは言え、まだ2か月はコルセットを外せない女房を東西南北車で連れまわすことに。

 まぁ、お医者さんもリハビリの職員も驚くほどの回復ぶりなので、大丈夫は大丈夫なのだが、まさかこんなことになろうとは思っていなかった。

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 さて、校正の方。

 一字一句、元原稿と出版社のゲラをチェックするなら260ページくらいある1冊だけでも何日もかかりそう。

 あと4冊もあって、それも次々と来るというのにそれは無理。

 何度もチェックして読んだことのある文章なので、ゲラだけを追いかけてチェックすることにした。

 縦方向にならんだ文章をなぞる指のスピードを速めに決めて、その指のスピードを目と頭で追いかけて文章をなぞって行く。

 これ、急いで文章を読むときの僕なりの速読法。

 この指のスピード、かなり速い!傍目からは、読んでるというよりは見てるように見えると思うし、実際僕も読んでるんじゃなくて見ている。

 3時間近くかかった。出て来た10近くの修正事項はほとんどは出版社の間違いじゃなくて、原稿を送る前のチェックで見逃していたもの。

 3人の人間がチェックしてるんだけどねぇ。

 これ、やればやるほどにまだ出て来そうにも思えるけど、何が何でも7月7日だそうなので、ここらが見切り時だろう。

 午後はこれでつぶれた。