2018年1月 4日(木)

カエルのしっぽ、湯葉

 今年は曜日の回りで4日から即仕事。

 木曜日は谷病院の日なワケで・・

 昼休み、事務棟の1階に行ったら「病院に潜むアーチスト」N井さんが湯葉を持って来た。事務室には事務員のI出さんと僕だけ。もう一人の事務員Kさんは半休を取って既に帰ったあと。

 事務室によく行き来するA美君も今はいなくて・・・。

 N井さんは京都の弟さんが送って来てくれた湯葉をお裾分けするつもりで事務室にやった来たのだが、アレレ、ミヤギ君居合わせない方がいい時にここにいたんじゃなかろうか?都合良過ぎるよねぇ。

 「弟が湯葉を送って来てくれてネ。」

 「そういえば、N井さん京都出身だもんねぇ。それで湯葉ってこと?」

 「これね、弟が作ってんねん。」

 「エッ?もしかしてあのテレビに出てた人?」

 「うん、きっとそうやと思うワ。」

 NHKで自然と寄り添う生活をしているイギリス出身の人の様子を紹介する番組があって、僕はたまたまテレビをつけてる時にその番組が始まって2度ほど見たことがあるんだけど、その時出ていた元はデザイナー、今はこだわりの湯葉職人みたいな人のことが印象に残っていた。

 デザイナー時代の写真では感覚が鋭角でカッコイイ感じが、湯葉職人になってからは温かい丸味のある表情になって、その変化もカッコイイと思った。

 その人がN井さんの実の弟さんだったわけ。

 「自分がとことん納得が行くまで追求するような人ながヨ。」と、事務員のI出さんに何故か僕が説明する。

 「そうなんよ。原料にこだわったりして、全然儲けにはなってなくて。職人気質で絶対お金持ちにはなれないタイプ、宮城さんと同じ感じよ。」

 ヒエー、それは困るんだけど・・・。僕は違うと思いまぁす!!

 「宮城さん、その番組は録画してないです?」

 I出さんも興味津々、I出さんは前にもN井さんからもらってこの湯葉を食べたことがあるそうで、それまでに食べたことがある湯葉とは全然違って「おいしい!!」とのこと。

 残念!!、たまたま見た番組で録画はしていない。

 後でスマホで検索した。キーワードは「かえるのしっぽ」

 それで、N井さんの弟さんの回の番組に行きついたが、ほんとの番組名は「ねこのしっぽ カエルの手」だった(^^;

 こういう曖昧なキーワードでも行きつくもんなんだ(*^^)v

 しかし、2度ぐらいしか見てない番組で印象に残った人が、身近な人の弟さんだったなんて、なんという出会いの確立!!

 僕の出会い能力はまだまだ健在なようだ。

 家に帰って食べてみる。

 「わたし、湯葉は苦手ながよ」という女房が試しに食べて「これ、おいしい・・」と言った。

 http://www.nhk.or.jp/venetia/past/past121116.html ← ここで見れます