2019年1月23日(水)

分かりにくい用語

 ILSさん、午前中に通常の経理作業。

 通常とは言っても川越の半月分の入力などもあって、作業量は多い。

 午後なかば、やっと法定調書に手を付けた。

 お役所ってなんて分かり難い表現をするんだろう?

 「不動産等の譲受の対価の支払調書」、 「不動産の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書」。

 なんじゃそりゃー!!

 土地や建物を買ったり売った時に生ずる支払いの調書なんだろうけど、説明の例題には両方とも土地代が入ってるしエーッとエーッと、どちらを書くの?

 「土地や建物を買った時のその値段」とか、「その時、仲介業者さんに支払ったお金」とか、言いようはあるだろうに。

 法定調書そのものが1年に1度のことな上に、不動産の云々なんてそういつもあることじゃないから慎重に、慎重に!

 源泉徴収に関する欄以外の必要な調書は今日済ました。

 この源泉徴収という言葉だって毎年あることなので慣れっこだが、経理事務をやらない人にはなんのことやらって言葉だよねぇ。

 事務職に付くか、人を雇う側に付かないと馴染みのない言葉ばかり。

 かくして、雇われる側オンリーのサラリーマンは手取り額だけを気にして、天引きされているものには無頓着な社会性の薄い人間になる。

 分かりにくい言葉、その向こうには分かりにくい仕組み。

 とりあえずナントカ着いていければいいかなぁ、なんて頼りないことに。

 難しいことは偉い人たちにまかせて、我々は言うことを聞いてればいいんだ・・・

 こうやって、お上は人を従わせるのかも知れんなぁ。