2019年 3月25日(月)
鳥越のW田さん、ネットの利用料が、心当たりが無いのに、いつの間にかの1万越え。
「とにかく安くなるからって電話して来て最初は7,000円くらいで済んでいたのに3ヶ月目くらいから1万を超えてたんです。最近になって通帳を見てびっくりして。」
アララ、その話は去年の夏ごろのこと。そこからこれまで随分払ったことになる。
「設定とか分からないからって言ったら、全部リモートでアチラがやってくれるということでやってもらったんですけど、そのことも『そんな危ないことをして』って、娘に怒られました。」
会ったこともない電話だけの業者さんにリモートで自分のパソコンをいじらせるというのは、怖いよネェ。
利用形態としては、NTTの回線とあまり聞いたことのないプロバイダの組み合わせで、引き落としはNTTファイナンスなるもので合計で行われている。
NTTに電話をしそちらではことが分からず、プロバイダに電話して3つのオプションが付いていることが分かった。それぞれが1000円で、最初の2か月は無料、そのあとは料金がかかる。
「ことの経緯を知るためには勧誘業者さんに電話をしていただかないと分からないのですが、今この電話でオプションを外すことは出来ますヨ。」
「じゃあ、そうしてください。経緯を確かめたところで『言った』『言ってない』『聞いた』『聞いてない』になるだけだと思いますから、構いません、今オプションを外してください。」
W田さんのことなのに、ズンズン先へ進め、その上でW田さんに聞いてみる。
「どうします?話が違うって勧誘業者に電話します?相手は百戦錬磨でおそらくどうにもならないと思いますけど。」
それは止めて、NTTにももう一度電話して、W田さんが使うとは考えられないリモートメンテナンスのオプションも外してもらった。これはひと月500円のもの。
これで月当たり3,500円の節約で、年間42,000円浮かすことが出来る。
作業が済んで、ついでにパソコンの中身の方も見て欲しいということで、いろいろ見る内に、デスクトップに、先に書いた勧誘業者がリモートで設定した時に置いたと思われるオプションサービスの説明ファイルのフォルダを見つけた。
説明が不十分でも、「ホレ、この通り説明書も渡して了解を得てますよ」と言われたら文句を言えなくなるやり方。たとえちゃんと説明していたとしても、そういうことに疎くてつい「ハイ」と答えてしまう年配の方もいるんだから、こういうの止めて欲しいなぁ。そもそも「安くなるから」って強引に勧誘して来ているんだから。
人が動かず、所在も確かめようがない電話での勧誘は要注意だ。