2019年5月19日(日)

ドク野ダミ子さん

 S田さんは昨日電話をして来た。

 ネットを利用していたらサギ広告が表示されて慌てている。

 「どうやってもウィンドウが閉じないんです!!」

 「どこもクリックしてないんですヨネ。大丈夫だから僕のいう通りにしてください。」

 Ctrl+Alt+Dellでタスクマネージャーでウィンドーを閉じて取り敢えず解決。

 その際、クラウドなるものについての質問があって、僕の説明を聞いたS田さんの要望で今日はS田さん宅へ。

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 いつだったか忘れたけど、野草・薬草について研究しているS田さんは「高新文化教室」でクラスを持てたらという相談をくれた。

 S田さんは検査技師、薬剤師の資格を持ちながらさらに50歳台で息子さんと一緒に大学の薬学部に入学したという人。

 自然災害に際して、そこらに生えている野草・薬草を活かせたらという彼女の発想はきっと誰かの目に留まると意味が出て来ると思うので、「それ、行けると思いますヨ」と僕は彼女の背中を押した。

 S田さんは「高新文化教室」でクラスを持つ身になっていた。

 S田さんのPCには、これまでの研究や、先輩教授から受け継いだデータが大量に入っていて、彼女としてはこれは「自分の」というより「高知の財産」という意識がある。

 これはクラウドはクラウドでも、1テラクラスだなぁ・・。

 とりあえず、外付けのHDDへのバックアップはちゃんと出来ていて、それも金庫にしまうくらいの慎重さ。

 「火事は大丈夫だとしても、水が出たらねぇ・・・」

 いろんな条件を選びかねて、今日のクラウド利用にはならなかった。

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 今日は彼女のドクダミ愛をいっぱい聞くことになった。

 ネタは尽きず、時間が許せば彼女は何時間でもドクダミについて話せそう。

 「それ、ホームページを作るか、もっと簡単にブログとかフェイスブックで発信したらどうです?その内誰かの目に留まればテレビのコメンテイターにだってなれそう。『どうも、ドク野ダミ子で〜す』なんて挨拶したりして、なんか目に浮かぶんだけどなぁ・・・。で、ブログとかのタイトルは『ドクダミおばさんのひとりごと』とか、行けそうな気がするなぁ・・・」

 学術肌の彼女がそこまでハジけるかどうかは分からないけど、目の付け所には価値を感じるんだよネェ〜