2019年5月26日(日)

親戚の存在が嬉しかった日

昨日今日の宿は久茂地というところ。
ヘー、ドミトリーってこんな感じなんだ。
ビルの各階に2段ベッドを並べてあってお隣や前の人とは干渉しないように仕切られている。僕の場合はちょっとだけ贅沢したので2段ベッドの上の空間がなくベッド1台の空間を天井の高さまで借りてる状態。

昨日来たときは疲れもあって、この狭い空間に「あらら、どうなることやら・・」という思いもあったが、朝、共有スペースのロビーや入り口にあるテラスに行くと別の思いも・・・
テラスには沖縄の音楽が常時流れていて、そこに吹いて来る風のなんといい風だこと!!
ずーっとずーっと気持ちのいい風が吹き続けているんだよねー。
あの部屋は寝るためだけの部屋と考えて、こういう場所を活用すればいいんだ。

福岡の兄夫妻がこちらに着くのはお昼ごろ。
いつもの習慣で早起きしたので、周辺を散歩する。ちょっと歩くと県庁前駅というモノレールの駅があり、その向こうには「こちらが国際通り」というような標識が。

あらら、いきなりテレビや雑誌で見たようなところに来てる。
通りはまだ開店前のお店が多いがとにかく歩く。すると今度は牧志公設市場なんてところに行き着く。こちらの商店街もまだ開店前の店ばかり。
でも、ここいらの町並みの感じがつかめて楽に宿にも帰り着いた。おかげで昼過ぎに到着した兄夫妻との待ち合わせの場所も分かりやすい場所を選ぶことができてラッキー!

レンタカーを借りた兄夫妻と合流したら、次は兄夫妻のホテルへGO!
高知と福岡、離れた場所でそれもお互いに仕事をしながらの旅の手配で泊まる場所は違っている。兄夫妻は旅行会社を利用しての旅の組み立て、僕はネット検索で。

兄夫妻のホテルは豪華なホテルだった。今はOFFシーズンなのと旅行会社経由ゆえに、随分と格安で利用できるみたい。僕もここに泊まったとウソがつけるようにスマホでパチリ!

このホテルにいとこのS善さんが迎えに来てくれ、まずはS善さんの家へ。それから夕方には父の弟であるS幸おじさん、それと今沖縄にいるいとことそのご家族での夕食会へ。

S兼さん、S善さん、S高君は沖縄在住。僕が子供時代から文通をしたり、長崎に来たり、随分と大人になってから彼がいる茨城の家に出張がてら行ったことがあるS定君は今はアメリカ。末のS忠君は東京とのこと。

兄は沖縄には何度も来ていて、みなさんと面識があるが、僕は父の葬式に長崎まで来てくれたS幸おじさん以外とは初対面。

みなさん明るく楽しく迎えてくれて、嬉しかったなぁ!!これが親戚ってもんなんだ。長崎では両親も沖縄出身だし、警察官という父の仕事柄引っ越しも多く、どこに行ってもちょっと「お客さん」的立ち位置だった。自分のふるさとがない感じ。

とにかく沖縄に来てみたかった。親戚のみなさんとも会いたかった。お墓があるのならそこにも行ってみたい。

僕にとっては今回の沖縄は「魂の里帰り」なんだよねぇ。あまり観光とかは考えていない。沖縄の空気をたっぷり息して帰れればそれでいい。

僕のこのわがままで、明日は宮城家のお墓を見に行くことになった。