2019年6月1日(土)
今日は12時から外に出た。
スマホに「近くの海」と話しかける。
検索結果は近隣の「海」いう字が付いてる料理屋などが5店ほど。
アーララ・・ Google検索にもどこか商売の匂い。
でも、Mapの画面ではその中の1店の近くに青い海の色。
よし、ここに行ってみよう。ちょっと先に行けば海が見れるはず。
いざ、歩き出すと、NAVIは最初に今のホテルに来た時に僕を迷い込ませた道へと僕をいざなう。
アレレ、ここあの時通ったゾ。
ここもそう。あそこもそう。この先に小学校があるんだ。
なんか嫌な予感もしたけど、今回は大丈夫だった。
行き着いた先は泊埠頭というところ。
近隣の島へフェリーなどが行き交うところで、高知の港でも見られる場末な感じに味がある。あてずっぽうにしてはいいところへ来てるじゃないか。
そこでしばらく裏ぶれた感傷に浸り、さらに「近くの海」!
「波の上ビーチ」!!
なんかそれなりに聞いたことがあるような・・・
ヨッシ、そこで静かに深~い深い息をして瞑想の真似事でもしようじゃないか。
たっぷり歩いて行き着くと、それはそれは派手な催しで賑わっていた。
ここでは三線の音じゃなくてクラブミュージック?、ハウスミュージック?、DJがレコードをこすってキュキュキュキュキュみたいな。
こりゃあ瞑想どころじゃないナ・・・
人混みを避けて端へ端へと歩いていくと、屋根のあるベンチがあって、とりあえずここでならひと休みはできそう。音はしっかり聞こえて来るけど・・
ベンチに座って目をつぶるとあの沖縄を包む風。
これは気持ちがいい。
静かじゃなかった。
人がたくさんいた。
それでも気持ちよく目を閉じていられた。
そのうち、今ふうの賑やかな音楽もBGMみたいになる。
深い深い息をして・・、1時間以上風に吹かれていたんじゃあるまいか。
行き当たりばったりにしては、外れんなぁ。