2019年8月 2日(金)
昨日と同じく4時から生徒たちの提出物を見る。
Bクラスは授業当日の早朝ってわけ。シャワーは浴びたけど、食器を洗ってる余裕はなかった。
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さて、授業でのこと。AクラスにもBクラスにも同じことを言った。
「今日は僕の授業の最後の日なんで、最初に大事なことを言います。みんな、『愛のあるいい看護師』を目指してください。これが僕にとっての一番大事なことです。」
相手の年齢からして「愛のある」なんて伝わるかは怪しいけど僕にはこれしか無い。いつか何かの時にコレが誰かの頭に浮かんでくれたらラッキーぐらいのことか・・・。
でも言わずにはいられないんだ。
「それと、君たちが書く授業アンケートだけどこれはT尾先生とは別に僕の授業だけで書いてください。学校からのそういうお達しなんで・・・」
あとはどうでもいいこと。
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Aクラスの授業が終わって・・・
「先生、大好き〜。非常勤じゃなくて毎日いてくれたら私らもっと頑張れると思うのに〜」
オット、宮城殺しのありがたいお言葉。
「それはねぇ、行く先々で言われてるヨ。」
「そうやと思う。先生、やさしいもんネェ。」
「イヤイヤ、教育の現場じゃただやさしいだけじゃ、学校から見たらちょっと違うと思うよ、」
「ゴメン、わたしアンケートにそう書いてしもうた。」
本気ですまなそうに言う生徒。
アハハ、それは別にいいヨ。世の中はいいかげん。そんなこと、その中のホンのひとかけらだ。この学校に良く見てもらおうなんて微塵も思ってないし、むしろ解放された方がいい。
この子たちは、看護科生徒の協力態勢で、資料を集め、みんなに配るために内容をまとめ、必要部数を印刷するなんて役割の時に僕の授業と遭遇して、僕の授業では気持ちがどこかへ行ってたかも知れない。
僕の授業での評価は高いことにはならないかも知れないけど、その健気さとタフネスには脱帽して、印刷設定に関することなどは協力させてもらった。
「私、昨日3時間しか寝てないし、一度とにかく家に帰りた〜い!」とか「私、1時間しか寝ていない」とか、そんな子がザラなんだ。
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僕の過去にも大変な時期はあって、似たようなもんだとは思うけど、学ぶ身でそれをやってるなんて、みんなエライよ!
無理するなヨ!!
自分を大切にするんだゾ!!
教えることは教わることナり。