2020年2月20日(木)

どんなんでもいいネン

 谷病院、昼休みにN井さんに三線を見てもらった。

 N井さんは「病院に潜むアーチスト」で、生徒も持ってるお琴のお師匠さんで三味線も弾くひと。

 先日、三線を注文していることを言ったら自分も欲しいとのことで、じゃあどの程度のものを取り寄せるか、僕のが来たら一度見てからにしたらいいヨと言っていたのね。

 ついでに、昨日調弦する時にカラクイ(糸巻き)が滑って戻りかなか固定出来なかった件なんかも質問しよう。

 「最初だからとりあえずはどんなんでもいいネン。宮城さんのと同じようなものにして。」

 まあ潔いこと。

 「三味線では糸巻に墨汁を塗って滑らないようにする人もいるよ。それとチョークの粉をつけることも。」

 会話したのはそんなこと。

 短い時間で、N井さんにも三線を取り寄せることになった。

 ひと様の代理購入というのはそれなりに気を遣うからなぁ。

 実物を見てもらってのことだから、もう心配せずに注文できる。自分の三線選びでネット上のいろんなお店をさんざん見た時期が長くあったので、今度は迷わずに注文できる。

 やっぱり、一度自分の手で触ると選定基準とかもすぐ出来て来る。

 そういう意味で、N井さんの「最初だからどんなんでもいいネン」というのは正解なんだろうなぁ。

 教則本や説明ビデオが違うものにして、お互いに提供し合うというのもいいかなぁ。