2020年6月22日(月)

B東さん思わぬ再会

 短大授業、駐車場に車を入れようとしていると、そのすぐそばで女性の先生らしき人と数人の生徒たちが話していた。

 先生が、テストはしないとか課題は出さなくてもいいとか、そういう、生徒が喜ぶようなことを言ったんだろうと思う。みんなが一斉に歓声を上げてワーワーキャーキャーと騒いでいる。

 「なんか、あの先生の感じ、僕らの世代のノリだなぁ」と思いながら車を止めて玄関の方へ。

 すると、いつの間に建物の方に戻っていたのか、その先生が目の前にいて『宮城君?』。エーッと、僕の方が『???』なんだけど。エーッと、エーッと。

 先生、マスクをしてるし、マスクをしてなくても記憶にあてはまる顔じゃない。

 「B東よ、B東!!」

 「オイヨーッ!!」

 確かに同じ世代だわ。我々は高知大生、B東さんは女子大生、フォークソングなるもののつながりでとってもよく知ってる人。もう40年以上も前のこと。

 その後二度くらいは会うこともあったのだが、その頃はまだ昔の面影がしっかりと有った。でも、今日会ったB東さんは、まぁ、立派な大人の風情になっちゃって、今日僕が分からなかったのは僕のせいじゃない。

 なんでも、年の半分くらいは短大に教えて来ていて、非常勤の名前に僕の名前があったので、気にしてたんだって!

 なんか、ここでもアレコレ再会があるもんだ。

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 さて、授業の方だけど、今日からは主に生徒たちにパソコンで作業をしてもらう内容。

 授業が終わる時間の20分前になったら、僕は彼ら彼女らの裁量で上手に作業をやめて、帰ってもいいようにしている。

 みんなが教え合って、時にはワイワイガヤガヤになっても構わない。それも糧になるはず。

 午前でひとクラス、午後でひとクラス、同じ内容で1日に90分を2回。

 「このクラスはすぐに帰るだろうなぁ。」

 午後のクラスの終わり20分前、「上手に区切りをつけて帰っていいよ」という前に言った僕のひと言。

 午前の生徒たちは静かな上に帰っていいよと言っても時間ギリギリまでやっていた。(真面目過ぎても僕はとまどってしまうんだけど・・・)

 午後の生徒たちはお昼も食べて元気いっぱいなのか、教え合いというよりオシャベリ発生で時々賑やかになったり。

 それが、急に静かになって、時間ギリギリまで真剣な顔してやっている。アマノジャク〜!!

 (あのう、机も拭かんといかんし、早く帰ってもらっていいんだけど〜)

 僕のこの感じと、朝のB東さんの生徒とのやりとりの感じに同世代を感じたワケ。

 病院時代の仕事仲間だったW辺さんもこの学校の先生になってるんだけど、会ったら「オーイ」と手を振る感覚。

 先生という重厚さがない世代が先生と呼ばれる年代になっちゃったってか、アハハ。

 ご両名とも僕と一緒にしちゃってゴメンナサ〜イ。