2020年8月23日(日)
明日の最後の授業の準備で1日を使ってしまった。
生徒たちの課題の途中経過をひとつずつ見て、ココヲコウシタライイ、コウイウヤリカタモアルという個人宛のメッセージを残して行く。
この作業は先週既にやっていて、今回は強制しないから見て欲しい人だけ提出するようにと言ったらやたらと出す人が多くて今日のこととなった。
これ、すっごいエネルギーを使うんだよネー。
途中でやめたくなる。
それが本業の先生ならもっと楽でそれでも的確な指導、もしくは出来ないなら出来ないだけの話で評価は下がるヨ・・というような割り切り方もあるんだと思う。
僕は本業じゃないばっかりに、自分もそれだけ汗をかかないとエラそうなことは言えないヨという気持ちがある。
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でも、これでいいんじゃないか・・とも思った。
今回生徒たちに対する僕の要求を見て気付いたこと。
見えるところで頑張るんじゃなくて、ほっとけば誰も気が付かないところに気を配ることを要求している。
発表用のスライド作成。5分か10分の発表時にオーディエンスはスライドの出来じゃなくて、その内容を見よう、聞こうとしているんだから、画像の大きさの統一とかスライド全体の統一感とかなんの意味もないかも知れない。
でも、作成へのこだわりで、自分の作品を何度も見直すことになり、それをとことん実現することで、「誰も気づかないかも知れないけど、自分はここまでこだわってやってるんだ」という迫力と自信につながって行く。
これって今日の僕のコツコツ作業と一緒じゃないか??
これをやってるから、毎年ハラハラしながら始まる授業が、最後の頃には「大丈夫!みんな大丈夫だから!!」という心境になれてるんじゃないか?
孫でもおかしくない年頃の生徒たちに直で気持が届くような感覚を何度も味わえる。
子供たちはそういうことを素直に感じ取ってくれる力がある。
手を抜いちゃあいけない!!
これを済まして、ワインでもなんでも飲んで開放されたらいいんだ。
とにかくやろう。
コツコツコツコツ・・・