2020年8月24日(月)
「先生、『このくそが~!!』で終わってもかまん?」
「全然かまんヨ。どれどれ・・・」
スライドの最後のページはおとなしい作りでこのどこが『このくそが~!!』なんだろう?
ノートの部分、つまりこのスライドが表示されている時にはこういうことを話すという部分に『このくそが~!!』と入れていた。
「イヤイヤ、こういうんじゃなくて、スライド1枚使って『このくそが~!!』って入れや」
「エー、かまんが?」
「かまんかまん。その勢いの分、点数増やしちゃうき。」
かくして彼女の作ったスライドの最後の終わり方は『このくそが~!!』
「私の、『このくそが~!!』で終わることになったでー。」
離れた場所にいる友達に話しかける彼女。
すると、その同級生が言うことに
「そりゃあ、やり過ぎやろう!!」
「そうでネェ。ようそんなこと書くわ。コワイコワイ」
いきなり裏切る宮城先生。
「エー?!先生がそうしろって言うたがやいか~!!」
アハハ、大丈夫!ちゃんとその分、点数足しとくから。
その次のページで「ご清聴ありがとうございました」の終わり方は気が利いていて、笑えた。
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腕時計のことをスライドにまとめた男の子は「先生はどんな腕時計をしてるんですか?」と僕の腕をひっくり返して時計を見る。
「これは機能優先の安物やけんどオメガも持っちゅうで。時計屋さんに勤めてたこともあるからネ。けんど、もう売ろうかと思いゆう。」
「イヤイヤ、それはダメですよ~!」
この子、時計が好きなんだなぁ・・・
みんなの前で是非褒めておきたかったのにそれが出来なかった子には、その子のやったどこがどんなふうに良かったのかを出来るだけ直接伝える。
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みんな、元気で、人の心を大事にする医療人になってちょうだいネ。
いつかは世話になるかも知れない、君たちより先に生まれた宮城より・・・
みんな、これからも元気で、い