2020年10月14日(水)

なんでも教材

 今日のパソコン教室は14:00から。

 これまでパソコン教室は通常ならワードからやっていたが、今回は従業員お二人にパソコン教室を受けてもらうと決めたO村さんがエクセルの扱いを期待していることから、先にエクセルをやっている。

 案外、この順番はイケるかも。

 初心者にとって一番最初に待っているのが文字入力の壁。まず1回目は入力練習ソフトを提供して練習の仕方を教えた。

 でも、毎回そういうことに時間を取るのは出来ないので、毎日ちょっとずつでいいから家で練習を進めるようにお願いしているが、入力の練習をしていて自分でもちょっと変わったかなと感じるのに最短でも2週間、普通ならもっとかかる。

 その間にワードを始めても、入力に手間取ってしまうのねぇ。

 今回、2日目からエクセルをやってみると、エクセルの場合はセルの書式のこと、ちょっとした計算式、そういうことが主で文字入力が少ない。(もちろんそうじゃない使い方もあるけど、初心者の場合はそうなる。)

 エクセルをやってる内に、家での入力練習が進むと、エクセルが済むころには入力の壁が低くなっていることが期待できるにだよねぇ。

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 事務員のY田さんは、電話が入るたびに席を立つ。

 「Y田さん、待ってますから。K谷さん、待ってる間ソリティアでもやってようか?やりかけのエクセルはすぐ使うから最少化しといて」

 ソリティアはクリック、Wクリック、ドラッグ&ドロップ、はては右クリックも身に付くゲーム。そして、今日は「閉じるボタン」「最小化ボタン」そして二つの性格が変わる「最大化/元に戻すボタン」のことを説明したばかり。

 たとえ電話で一人席を立つような時でも、なんでも教材になってしまうところが面白い。

 でも今日の電話の量は特別らしく、Y田さんは気の毒過ぎるくらいだったので、次回からは留守電にしてもらうことにした。