2020年 11月16日(月)
ILSさんのパソレスの後、仕事仲間だったT内さんのお宅へ。
って、この人、昨日書いた我が亡き友T内さんの奥さんね。
M田さんが連絡を取ってくれたんだろうと思う。奥さんは今朝電話をくれた。
T内さんのパソコンを整理していて、処分して欲しいものが沢山ある。
T内さんが亡くなって、もう7年も経ってることに驚く。
それからしばらくは、T内さんの作業部屋の灰皿にたまったタバコの吸い殻を片付けることさえ出来ないでいたけど、数年して前に進む様子が表れて、その延長で今回のパソコン処分となった。
パソコン4台にディスプレイ3台他周辺機器アレコレ。、車がイッパイになった。
まぁ、積んでしまえば後はボクの作業だからネ。そんなことよりいろいろ話したい。
T内さん(ここからは奥さんのこと)は、高知の三線同好会に入っていて、去年僕が沖縄に「魂の里帰り」をするずっと前に、沖縄に行った時の話や、三線のことを聞かせてくれていた。
それが去年の僕の沖縄行きの後押しになったのは間違いないことで、そのお礼もいいたかったし、沖縄に行った時の話もしたかったのだ。
僕も三線を触るようになったことで、お互いに余計な説明をしなくても話が通じるのが嬉しい。
僕が今手作り三線をユックリ楽しんでることを話すうちに・・・。
「そんなふうに構造が分かってたら、あの人、カッチリ寸法どおりのものを作ると思うワ。」
あの人=亡きT内さん。
プログラムを作るような仕事ゆえか、生来なのか、T内さんは木工細工でイスを作るにしてもほぞ穴を寸分違わず開けてそれはそれは緻密な作業をする人だった。
「ウン、絶対そう思う。僕もT内さんの緻密さを思い浮かべながらやってるもんね。」
僕の場合は舞台で覚えた木工細工。作ったあとはすぐバラす木工なので、目的を達成できればヨシとする雑さがある。T内さんの緻密さには到底及ばない。
この二人、まだまだ一緒に生きているんだ。
T内さんを友達だと思えたボクはとてもいい出会いをもらえてるんだよネ。