2021年2月14日(日)

つまようじで修理、2回目の日

 S田さん宅。

 まず、預かっていたノートパソコンのSSD化の経緯を説明。元々入っていたハードディスクのダメージ状況を印刷したものを見せて説明をし始めたら・・

 「エー?もう使えなくなるってことですかぁ~??」

 オッと、もう始まっちゃったヨ。

 「違う違う、結果報告をしてるんだから・・。なんでそう急いで答えを欲しがる?こういうものをSSDにしたからもう大丈夫ってことを言おうとしてるんだヨ。」

 同い年で、偶然ながら同じ医療法人に在籍したこともあり、そのOB会では隣に座ったこともあるS田さんだから、こういうことも言いやすいんだけど。

 僕のこの言葉でS田さんが落ち着いた。

 SSD化したノートパソコンは起動に4分くらいかかっていたものが今では1分ちょっと。起動した後の動きもサクサクと快適に動いている。

 このパソコンを無線ルーターにつないで昨日聞いたトラブルに対処すれば一番効率がいいはず。

 無線は気持ちよくつながる。IPアドレスもちゃんと取れている。それなのにネット接続はOFF。

 ということは、ipadのせいではない。

 ルーターを再起動したりして、最終的にはモードスイッチをBridgeにしたらつながった。ひかりの終端装置のPPPが点いていないのも謎だけど、ルーターの設定はS田さんが自分でやったということなのでおそらくルーターの中に接続設定を作っているのだろう。そこもしっかり突き止めたいけど、コロナ下に別の大病を患ったS田さんは人との接触を極力避けようとしているので、今日は特別に玄関先に机を用意してもらって作業している。僕の疑問はまたS田さんがもっと元気になった頃に呼ばれたらついでに解消することにしよう。

 かくして、僕がアレコレ集めた情報は無用となり、S田さんが印刷できないと慌てていたプロバイダからのメールの内容も不要になった。

 娘さんがこの環境で普通にネットを使えていたのは、Wi-Fiではなく、携帯回線からネットにつながっていたんだろうと思う。

 さて、ここでもう一つ作業発生。前回のメールの設定時、WindowsLiveMailのアドレス帳をWin10の「メール」に移行していない。あの時はとにかく急いでいるというのと、今日以上にS田さんが人との接触を怖がっていたので、ホントに最低限のことだけをやったのだ。

 これで随分時間を食った。僕のお勧めのメールソフトはThunderbirdなのだが、ロクに説明も出来ない状態ではプロバイダからのメールにあったWin10の「メール」にすればそれが参考書になるのでソチラを選んだ。

 ネットで調べるにアドレス帳の移行は「People」を通してやるとのことで、それはMicrosoftのアカウントとの連動処理を使用するしかない。

 やったけど、反映しない。反映するのに時間がかかるという情報もあったがS田さんに「あとは様子をみて」で終わるのはちょっと酷だろう。

 Thunderbirdを入れ、そちらにWindowsLiveMailのアドレス帳を移行しようとするがちょっとちぐはぐ。

 実は、さっき電話が入って、この近くのK内さんのところにも行くことになっているので目標は15分。

 あせる僕に「それは又、もう一度別にやってもらって・・」とS田さんから助け舟。オウ、今度はS田さんの方が落ち着いているじゃないか。

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 K内さんの場合は「ネットのつながりが・・・」というものだったが、それは問題なく、ホームページ作成でうまく行かないことの解決方法をお教えできてソチラの方が「来て良かった」の感。

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 今日の最後はテラの森さん。僕としてはもうクタクタなんだけど、森さんも急いでいるとのことで何度もメールをくれている。

 僕と同業の身なのだが、プログラム畑からこういう仕事をしている人はハード系のトラブルになると苦手な人が多くて森さんもその口。

 ご自身のパソコンが電源ボタンを何度も押さないと起動しなかったりで一度見てもらえまいか。

 「解決方法はおそらくこういうこと」と、ネットで探し出した情報をくれていたが、それは別のスイッチを用意して外付けにするというような手間のかかる方法。→ https://www.pcdock24.com/blog/?p=50573

 つまようじ1本で直った。

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 今日の詰め詰めの感じが分かるような長い日記になっちゃった(*_*;