2021年6月26日(土)

短大、W部さん

 久しぶりに金曜日時点で土曜・日曜の予定が入っていないまま土曜日を迎えた。

 チャンス!!

 仕事部屋をどんどん片付ける。

 やれどもやれども・・なんだけど、いつかはやらないといけないこと。

 この小さな積み重ねがいつかは僕の部屋を住みやすい空間にする。

 今は仕事の象徴的空間で、疲れがひどい時は入る気がしない。

 いつかは癒しを求めてこの部屋に入るような空間にしなくては・・・

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 午後、短大のW部さんから電話。

 彼女は僕が病院に務めていた時の同僚で、今は短大のとある科の学科長。

 「パソコンが起動しなくなって、バックアップも取ってないし、試験のあれやらこれやら入っていてもう困り切っちゅうがよ。」

 「K先生やT尾先生には相談した?」

 「今日は土曜日やき誰もおらん。ほんで、宮城先生がおった思うて。」

 元同僚から先生と呼ばれるとは・・・。彼女もすっかり学校の人になったかな。

 短大は我が家からそう遠くないけど、出来ればこのまま片付け仕事を続けたい。

 起動しないのはデスクトップ機なのかノートなのか、はたまたパイロットランプは点いてるのか点いてないのか。

 「とりあえず、コンセントから来てる電源ケーブルを抜いて、電源ポタンを10回くらいカチッカチッと押してくれる?」

 「電源なしでスイッチを押すわけ?」

 不思議そうに言いながらも言われた通りにやってくれた。

 「ついでに、電源ボタンを10秒以上長押ししておこうか。」

 「ハイ、1. 2. 3. 4.・・・」

 「さぁそれで、電源ケーブルを元に戻して、電源ボタンを押してみて。・・・どう??」

 「アッ!起動したぁ!!さすが、宮城先生やぁ!!」

 よほど困っていたと見えて、電話の向こうから感激に近い喜びが伝わって来る。

 「僕もちゃんと成長してるでしょう?」なんて言いかけたけど、それは止めておいた。

 解決までに5分くらいかな。

 よかったよかった。