2021年8月 2日(月)
ヤマダ電器にエアコンの取り付けを頼みに行った。
相手をしてくれた店員さんに見覚えがある。
「K岡さん、以前南国スーパーのエイコーにいませんでした?」(名前は名札を見ての問いかけ)
「ハイ、いました。エイコーとか言うて、久しぶりに聞きましたヨ。」
僕が社会人1年生の時に配属されたのが南国スーパーのレコード売り場で、同じ階に電気チェーン店のエイコーがあった。
エイコーはその後ダイナマイトとなり、今はヤマダ電機チェーンに飲み込まれている。
エイコーの社員さんでその業界に残った人たちはダイナマイト・ヤマダと引き継がれたり、ハードオフ系の店に移ったり。
K岡さんと同じフロアーにいたのは43年前のことで、K岡さんは僕のことを覚えていない。
「あの頃エイコーさんにほんとに性格のいいホンワカとした感じの新入社員さんが入って来て、一度だけK岡さんと街でデートしてるのを見たことがあるんですけど、ちゃんとあの人と結婚しました?」
「ハイ、もう孫が3人います。」
孫が3人・・・。僕にはあの頃のことが昨日のような感じだけど、まぁそれだけ年月は勝手に過ぎているっつうことだ。
「宮城さん、またどうぞ来てください。僕もいつまでここにおるかわからんけんど・・・」
以前見たことがあって、それから又その人を見るまでに43年。
一度つながった縁は決して切れない。ただ、それに気が付かないだけというのがほとんどなんだろうな。
時々、忘れてしまいたいことやどうしようもない悲しさに、切りたい縁もあるけど・・ (-_-;)