2021年12月24日(金)

自動文字起こし

 ILSさん。

 O村さんが数日前にシャンソンさんに言って来た作業は、オンライン講演会での原稿を読む以外に話したことを録画を見ながら(聞きながら)文字起こしするというもの。

 シャンソンさんのパソコン入力は通常の事務作業には充分だけど、ブラインドタッチで勝手に指が動く感じではないし、動画をストップしたりちょっと巻き戻ししながら入力というのは荷が重過ぎる。時間もタップリ必要だろうし、その作業で彼女も疲れ果てるんじゃなかろうか・・・。なにか自動文字起こし的なものを導入しないと・・・

 おとといも結構調べたがどの方法もしっくり来ない。Googleドキュメントでの文字起こしなどは文字起こしが始まると「オーッ!!」と思わせてくれるがすぐ止まってしまうし・・・。

 昨日はそういうことをよくやっている谷君にもノウハウを聞いたが、僕がおととい感じたようなひっかかりを感じながら、コツコツとやっている。

 なにか、開始ボタンを押したらあとはほったらかしで、途中で止まることもなくやり遂げてくれる方法はあるまいか。

 Office365のDictate機能をやってみることにした。

 動画を流しながらその音は聞こえないまま文字起こしができるように仮想の出力・入力デバイスをインストールして、パソコンの音が直接マイクに行くようにする。

 その上で、WordのDictateボタンを押して、動画の方も再生開始。

 部屋に大きな音が響き渡ることもなく、静かなままで1時間半の文字起こしが出来た。その間に別のパソコンで作業も出来る。つまりほったらかしで済んでしまう。

 機械じかけの文字起こしで、音がハッキリしない部分、話している人の滑舌の良し悪しによって、文字起こしの結果は完璧なワケはないので、あとは動画をゆっくり再生しながら直しを入れていけばいい。

 それなら時々必要な再生停止や巻き戻しもそう負担にはならないはず。ゆっくり再生は普通にVLCメディアプレイヤーにその機能があった。

 これは久々の快挙だわ。

 シャンソンさんも「すごい!」と言ってくれた。

 そして「一体、宮城さんの頭の中はどうなっちゅうがやろう?」とも。

 「僕の頭の中は、空や、海や、星空や風で一杯なんだヨ」

 久々のこの決まり文句。

 何かでストレスを貯めて抜け出せないワナにはまっていないころは本当にそうだった。

 あの頃の僕を取り戻さなくちゃ。

 輪抜け様だな。そして、世の中は今 「Many 苦しみま~す!!」ってか。