2022年 2月24日(木)

加賀野井、O田先生

 谷病院にいる時、学短のH田先生ご紹介のO田先生から電話が入った。

 O田先生はH田先生から僕のことを聞いて以来3度ほど電話を下さったが、そのたびに義理のお嫁さんが解決している。それはインターネットがつながらなくなったというもの。

 「今日は4時までは今来ているところで仕事があるので、それからだとお嫁さんが帰って来てるんじゃないですか?」

 「ヨメが一緒じゃないといけないんでしょうか?」

 「いいえ、もったいないかと思いまして。」

 お嫁さんも仕事の後では疲れているだろうし、電話するばかりで一度もお会い出来てないからお願いしたいと思って・・・

 ということで加賀野井のH田先生のお宅へ。

 82歳とのことなんだけど、とてもそうは見えないお元気な先生。H田先生のことを我が子のように心配されていて・・・

 僕の歩き方がおかしいことに気付くと、もう当たり前のように介助の手が出て来て、根っから看護ごころが身に付いている方。

 「4年もこんな感じでやってるのは置き過ぎですヨ。一度病院にかかって、お医者さんが勧める運動をコツコツ家でやるというやり方もあることだし。このままだと脳が覚えてしまって体が今の状態で固まってしまいますヨ!」

 オウ、説得力のあるお話。

 さて、インターネットの接続問題。2階に立派なルーターがあって、そこからLANケーブルが何本も出ていてそれがまたHubで分岐されているが、肝心なO田先生のパソコンは無線LANで接続している感じ。

 その無線LANも間に中継器が入っていて、接続候補の電波のどれが本命なのか・・・。

 ここまでアレコレやってる人だと自分の作った環境を人に触らせたくないハズ。

 それを考えて遠慮がちにやると猶更読み取りに時間がかかってしまう。

 そこへお嫁さんが帰って来て、一体このパソコンはどの無線ルーターとつないで使っているのかを教えてもらうと、問題は3分で解決出来た。

 アハハ、お嫁さんが一緒じゃなきゃいけなかったみたい。

 O田先生は僕が車に乗って走り去るまで、介助の手を差し伸べ、見届けてくださった。

 いい方にお会い出来て、得したのは僕だけだったんじゃあるまいか・・・