2022年11月 4日(金)

サポートの前に僕?

 アサイチ、南国のS律T内さんから電話。今年はとある大手建築会社のシステムに登録している電子証明書の更新年なのだが、いつもログインしているIDとパスワードでは先方の説明どおりの画面が表示されないとのこと。

 まず、今回の建築会社からのメールを読ませてもらい、そのメールに添付されていたマニュアルをコチラのパソコンに持って来て別画面で開いて内容を追いかけながらもう一つの画面ではリモートでT内さんの操作を見せてもらったり、僕自身が触ってみたり。

 どうも、いつも使っているID・パスワードは普段使いのもので、今回のようにシステムに関わる大事な作業用に別のID・パスワードもあるように見える。

 でも、T内さんは全く心当たりがないとのこと。

 「いやいや、どうみてもこのエラーメッセージからはそうとしか見えないよ。コレコレコウイウふうに言えば相手にも通じるから、サポートに電話してみて・・」

 しばらくして電話があり、その時にはT内さんはもう一組のID・パスワードを携えての電話だった。やっぱりもう一組、システム管理用のID・パスワードがあったのだ。

 「そうでしょ?後はこのID・パスワードでログインして先に進んだらいいんだよ。」

 とは言うものの電話の向こうからは悩みに悩んだ末のT内さんの疲労困憊が伝わって来た。

 「じゃあ、ちゃんと見ててネ。僕がやってしまうから。」

 そこから後はすぐに済んでしまった。

 自分の専門外の建築会社のシステムでも順を追えばそこそこすぐに理解し、合わせて気心が知れてるということで、T内さんはサポートに電話する前に僕に電話して来るワケ。

 一度も会ったことがない。「こんなことも分からないの?」のオーラの人もいれば、とても感じのいい人もいたりして対応がマチマチだ。

 お客さんはパソコンやネットのプロじゃないことの方が多いのだから、そういう人たちが怖じなくてもいいようにサポートしてくれるのがそれこそサポートのプロだと思うんだけどねぇ。