2023年2月21日(火)

LibreOffice

 南国S律のT内さんから電話。大手の建設会社が新しいシステムを説明するのにPDFファイルと、それからファイル名の最後がpptになっているものをメールで送って来た。このpptっていうのがどうやっても開けないんだけど、なんか入ってないと開けんもん??

 「pptっていうのはパワーポイントが入ってないと開けないんだよ。でも、見るだけならパワーポイントヴューアーって言うのがあるはずだからちょっと待ってくれる?」

 ネットで検索するとマイクロソフトはパワーポイントヴューアーの提供をやめていた(*_*; 代替になるようなアプリもあるが、スマホやタブレットを意識した作りのようで導入方法がなんかよう分からん。

 いや、分からんわけは無いのだが電話をしながら短時間で導入するには説明が分かりにくい。

 じゃあ、今困っていることをなんとかしといてヴューアーに関しては後のことにしよう。

 リモートでそのファイルを僕のパソコンに持って来てパワーポイントで開き、それをPDFファイルにしてリモートでT内さんに渡す。

 なんのことはない。パワーポイントの内容は見てくれは違うけど、もう一件のPDF添付ファイルと同じような内容だった。中身が見れたから「こんな無駄なことを!」と言えるが、見れないままだと受け取った側は不安になるだろうに。世の中にはWordやExcelが入っているのは標準だとして、パワーポイントが入っていないパソコンは沢山あるのに、入っていて当然であるかのようにpptファイルを送って来るんだよねぇ。

 内容が分かるとともにその内容を実行する手伝いもして、一旦電話を切る。

 「なんとか大きなお金を使わなくてもpptファイルを見れるように考えてみるから、また後で電話するネ」

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 さて、pptファイルをパワーポイント無しで見れるようにするにはどうしたらいいか・・・。パワーポイントを単体で購入してたら2万円近くかかってしまうんじゃないか??

 ちょっと落ち着けばすぐに方法は浮かんで来た。互換性のある無料のOfficeソフトをインストールすればいいのだ。そうすることによってWordファイルやExcelファイルまでソチラで開かれたらまたワケが分からなくなるだろうから、パワーポイントと互換性のあるプレゼンソフトだけインストールすればそれが一番いい。

 自分のパソコンで実験しといてから、S律さんに電話をし、アチラのパソコンにそのソフトをインストールした。ソフトにかけた費用は0円!!これでどこがpptファイルを送って来ても大丈夫だ。見るだけどころか編集だって出来る。

 そのOfficeソフトの名前はLibreOffice。リナックスを触っているとMicrosoftOfficeの代わりになるものとして入っていることが多く、どうかするとMicrosoftOfficeより使い勝手が良かったりする。

 ただ、無料ソフトには他にもOpenOfficeなんて名前のものもあったりして、使う人の量からすると参考書を出版しても割りが合わないのか、教則本などがない。でも、MicrosoftOfficeをある程度使っている人ならなんでもなく使いこなせるくらい互換性のある作りなんだよネ。

 そのソフト独特の機能を追いかけ過ぎず、そこそこで構わない人なら是非使ってみて欲しいものだ。そういうのが楽しい人なら是非!!