2023年8月 3日(木)

T内さん電話

 亡き我が仕事仲間T内さんの奥さんから電話。USBから電源を取るタイプの機器をノートパソコンのUSB端子に差し込んだところそれからパソコンの電源が一切入らなくなった。

 「パソコンのバッテリーを外してACアダプターだけで起動してみてくれる?」

 復活!!電話だけの話であれこれ試したワケではないけど、こういうことがあるのは何度も経験している。それが図星だった。

 T内さんが実力もすごければ人間としてもとてもハートのある人だったので、僕の中ではその存在がとても大きかったが、奥さんとも別の接点がある。それは病院に勤めていた時の仕事仲間だったということ。僕は事務畑、彼女はベテラン看護師。そんなこともあって、T内さんご夫婦一組が友人という感じだった。そして、その一組と言う言葉がピッタリくるように二人とも相手を大事にして仲が良かった。

 それゆえに、T内さんが先に逝ってしまったことはそのあとの彼女の看護師としての生き方に大きな影響を与えている。

 そんな彼女も一度は極度の疲労から救急車を呼ぶようなことがあったと聞いていたが、今日の会話でそれとは別に去年の暮れ、足を骨折したのだそうだ。

 その後まともに歩けない時にめっきり筋肉が落ちてさらに歩けなくなったり、体幹の衰えを感じたりと、体験をいろいろ聞かせてくれた。

 やはり、医療人として患者を見るのと、自分自身が患者になって分かったことには大きな差があるそうだ。

 「宮城さん、足もそうだけど、体幹よ。それと腹筋!!」

 T内さんもどこかの看護学校で教師をしている。昨日のO田さんといい今日のT内さんといい、医療人からあれこれ話を聞けるのはラッキーだ。