2023年11月24日(金)

メーカー違いの移植術

 まぁ、今日は頑張った!!

 キーボードがダメで使えないNECのノートパソコンの液晶ディスプレイを、真っ青、真っ赤、真っ黄色に表示されて使えない富士通機に移植。

 使えないといっても、切り替え機を使って外付けディスプレイに表示出来たので、Win11のインターフェイスを勉強したり、リナックスのQ4OSを入れたりして結構役に立ってるんだけど、これがノートパソコン単体として使えたらそれほど素敵なものはない。

 液晶ディスプレイを流用するための大まかな4つの条件は満たしているので、とにかくやってみた。

 富士通機に組み込まない仮接続でのチェックは見事クリヤー。とてもきれいに表示されている。

 さぁ、これを富士通機に組み込むとなると・・・

 〇厚みが違う

 〇ケーブルを挿す位置がNECとは反対側にある。これが富士通機のディスプレイをNECにつけるとしたらケーブルの長さが全然足りないことになる。

 〇固定のための金具の形状が明らかに違い、構造的にそれを付け替える余地がない。

 あぁ、こうなるともう応用系というか、とりあえず系とでも言おうか、ガムテープで調整をとって富士通機に取り付けた。

 オウ!!とてもきれいに表示されるパソコンが1台仕上がった。

 でもこのパソコン、見えない場所ではガムテープで変則的固定をしてるワケで・・・・

 これは売り物にはならないナ。僕みたいになんでも分解してみるような人からしたら一番イヤなパターンだもんね。

 どうしても売りたけりゃ、ちゃんとそういうことを説明して、それでもいいという人に破格の値段でお譲りするしかないだろう。一番いいのは僕の側にいて、壊れるまでずっと僕と付き合うことか・・・

 でも、今日これを実現したこと自体はとてもスゴイことなのだ。

 同じメーカー、同じ機種じゃない状態でディスプレイの規格を調べて付け替える。これまでの僕にそういう知識や技術はなかったんだもんね。

 とりあえず、それを喜んでおこう。