2023年12月 7日(木)

帰って来たスライドショー作り

 我がディスプレイはよりキレイになって蘇った。修理のための分解や処分方法を危惧した時はどうなることやらと思ったが、ホント災い転じていい結果に落ち着いた。場合によっては処分後同等のディスプレイを買うことも考えてネットで探したら中古ながらHDMI入力も備えたディスプレイが6000円くらいで入手出来ることが分かったのも良かった。

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 半年ほど前に、スライドショー作りの話がいくつかの事情で流れたI井さんがやっぱり僕に相談するしかないという感じでお電話をくださったのが昨日のこと。

 今日はリモートでのスライドショー作りのお手伝い第1日目。I井さんのパソコンにはそこそこ出来上がりかけのパワーポイントのスライドが入っていた。あとはタイトルやテロップを入れて音楽を付ければ出来上がり。

 出来上がりかけというのは、I井さんが以前お世話になった奈良のパソコン教室である程度教えてもらって作業を進めていたから。でも、あちらの先生が1日もあれば・・とおっしゃったようにはならず、最初の1回は別の用事で行ったついでだったのが、スライドショー作りのためだけに数回高知から奈良に出かけたご様子。高速バスで夜の移動、ずっと同じ姿勢で座っていて足が動かなくなったりして奈良行きがつらくなり、しかも同じ写真を何度も何度も見るのに疲れ果て、それがお孫さんのためでもしんどくなってここ数か月手を付けてないらしい。

 「字の入れ方を忘れたのでそこからお願い出来ますか?」

 基本的な入れ方を説明。 挿入 → テキストボックス横書き → 文字の大きさ、色、フォントの種類を調整 → 表示したい場所にテキストボックスを移動。

 それをテロップの数だけ全部やるのはしんど過ぎるので、最初に作ったものをコピーして別のスライドに貼り付けて文字を入れ替えると書式はそのままで別文章のテロップが出来る。

 あの時仕事は流れたけど、これはいいチャンスだと思って8月のひと月を使って我が家のフィルム写真をスキャンしたものやデジカメ写真をいくつものグループに分けて全部スライドショーにしてしまったので、僕の経験量はかなりのものになっている。またこういう話が別の方からあるかも知れないし、I井さんも奈良で1回で済まなければ僕に戻って来るかも知れないという予感もあったのだ。

 おかげで最初に話をもらった時に比べると今の僕は経験者としてしっかり教えることが出来る立場になっている。

 なんでもチャンスととらえて自分を育てる材料にする癖は結構いいもののよう。あそこでがっかりして放ってしまってたらまた勉強のし直しになるところだった。