2023年12月11日(月)

OneDriveの設定は最初にやるべし

 スライドショーのI井さん。自力でやってる時にあれこれ問題が発生して先に進まないとのこと。

 一番の壁は、パワーポイントのリボンが消えてしまって、何をどうしたらいいのやら。リモートで見てみるに、僕が使っているOffice365のパワーポイントでは右ハジの方にピン止めマークがあるのだが、I井さんのOffice2021ではそれがない。最初は「どうなってるの?」の気持ちだったが、メニューを探す内に「リボンを固定する」という項目が見えないところに折り畳まれているのを見付けた。もちろん、チェックが入ってないのでチェックを入れて常時リボンが出ているように。

 次は「ブロックされたアップロード」云々のエラーメッセージ。これはOneDriveが保存先になっているからだろうけど、OneDriveは同期されるように見えるが実際にはうまく行っていない様子。OneDriveとの接続をOFFにしたが、Office関連の自動保存先はOneDriveフォルダになっているのでまだエラーメッセージは消えないまんま。

 保存先を変えればいいのだが、変えたら変えたでI井さんが作業の迷子になるのも怖いし、やってる最中にメールはどうやって見れるの?みたいな質問も出て来て、スライドショー作りに関しては取り敢えず今の状態で続行してもらうことにした。リボンさえ出ていれば、I井さんは作業を進めることが出来るのだ。

 そして、メールに関しては、I井さんのメインのアドレスはG-mailのものだったので、Chromeから見れるようにしておく。

 あとはいつもの作業でちょうど1時間。

 I井さんは僕の手を煩わせるよりパソコンを買ったお店に見てもらった方が早いのではないかと考え、お店にも相談したご様子。持って来てくれればその場でやるし、価格は5000円とのこと。

 「高っ!!」

 思わず言ってしまった。僕のリモートは今回の場合時間2,000円頂いている。そのちょっとした一部の時間を使ってOneDriveの切り離しやメールの設定もやってしまうのだから「安っ!!」なのネ。

 そもそもOneDriveを使うか使わないかの問いかけとそれぞれに対応した設定はセットアップ時にやることだろうに、後でお客様が困ってから追加料金でやるというのもおかしいと言えばおかしい。おそらく、お店の人も想定外だったのだ。

 一番おかしいのは、Win11以降、強制的にOneDriveを使うようになっていて、その容量が5GB、それを超えたら有料コースに変えることを薦めるマイクロソフトのやり方だ。アップグレードではなく、新品のWin11機をマイクロソフトアカウントを使って(実はこれも強制)セットアップしたら必ず起きる問題だ。分かっている人間は最初の段階で同期する場所を限定したり、OneDriveの利用を止めてしまうのだが・・。

 この手の問題はMicrosoftがやり方を変えないことにはずっと続くことになるんだろうな・・