2024年11月19日(火)
今日は何か月も前から予約していた車の運転免許更新のための高齢者講習の日。高齢者講習の連絡が来てからすぐではなく何か月も先にしてもらったのは、少しでも歩きがましになって受けたかったから。
長崎の桂之助が来るまでがひと段階、それから今日の高齢者講習会が次の目標と、少しでも歩きをよくしておきたかった。高齢者講習がどんなものか知らないから、この歩きのまずさが悪い結果につながるんじゃないかと心配していたのだ。
実際に行ってみたら、みなさん普通に歩けていて、杖を使いながらキツそうに歩いているのは僕だけ。しかし、受付の事務員さんも講習の先生もごく普通に接してくれて、運転席に座りさえすれば何の症状も出ない僕としてはとても楽な講習だった。
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怖いのは別の面で出た。講習が全部済み、あとは参加者8名がそれぞれ今日来た車で帰るだけ。その時にはもう事務員さんも先生も姿がなく、参加者まかせの帰り方。
みなさんサッサと自分の車のところに行くが、僕は杖をついていて一人遅れている。左右をしっかり確かめ、走行している車が一切いない状態で他の人に迷惑をかけないようにそれなりに急いで車を目指して歩いていると、急に右方向から軽四が走って来た。そして急ブレーキ。ブレーキの音と言い止まったあとの何かの空回り的な音といい、完全に僕の存在に気がついていなかった感じ。止まったのは僕の1メートルぐらい前。
事故に合う時はこんな感じなのか・・・。これは当たるな!!一瞬のうちに僕の頭に閃いたのはこういうこと。走馬灯ではなかった。
そしてその時の僕は転倒を避ける気持ちで極めて冷静に歩き続け、運転手の顔を見たりすることはなかった。見方によってはな~んにも起きていない。
この歩行者に気付かない感じ、今日の講習で見たビデオにあったよなぁ・・・。
僕自体、自分の足の心配とは別に、高齢者が集まって事故とか起きたらたいへんだよなぁ・・、そういう思いがあったのだが、ソノマンマそれを自分が味わったわけだ。
高齢者講習は、受講者が無事に自動車学校を出て行くまで安全に誘導するのが仕事なんだろうと思う。
何が怖い?
高齢者講習は高齢者が受ける講習会で集まるのは高齢者だということだ。