2010年10月16日(土)

LL750/8 実り多し?少なし?

 今日は珍しくなく、一日中デスクワークの日。

 昨日の最後の作業でK岡さんのノートパソコンが予想を超えて調子が良くなったので、今日は手元にあるどうなってもかまわない実験機でいろいろやりたくなった。実は昨日の買い物で自分用にも一個新しいハードディスクを買って来ている。

 実験機はNECのLAVIE・LL750/8という型番のもの。僕の診断ではハードディスクがほとんど壊れかけ。そのハードディスクのリカバリー領域はまだ生きているようなので、いつだったか先延ばしにした実験が出来るし、この機種は照明のM君から預かったままのパソコンと同じシリーズのもので作りは見事なくらいおんなじ。この実験機で分解手順などを探れば、そちらにもいい影響が出るかもしれない。

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 という、実現すれば一挙両得の結果を目指した作業だったのだが、丸1日夜までかかってショボイ結果となった。簡単に記録を残しておこう。 

  1. ハードディスクは確かに壊れかけだったが、「トラブルは複合する」の法則で、ハードディスクを外したメモリーチェックの段階でも電源が落ちる。→どう見ても熱暴走に思えるのでパソコンを分解してCPUの冷却ファンを掃除し、まだ組み立てずに起動するとメモリーチェックは最後まで済みメモリーには異常がなかった
  2. しかし、パソコンを組み戻して、もう一度メモリーチェックをやると又電源落ち→今度はCPUファンを更に取り外す→すると冷却ファンの熱風の出口にフィルター状の厚い層が・・・→これがホコリの固まりだった→掃除して熱暴走はしなくなった
  3. さぁ、ここからハードディスクの方の実験だ。残ったRESTORE領域を生かして新しいハードディスクでリカバリー出来れば最高!→この作業の最中にハードディスクが一切読めなくなった。やっぱり壊れかけは壊れかけなんだなぁ(-_-)
  4. 試しにM君のパソコンのハードディスクを実験機につけるとパソコンはそれなりに起動。これでM君のパソコンのリカバリーディスクを作ることが出来たので、それで実験機のリカバリーが出来ないかやってみる→型番が違っていて出来ないと拒否された。当たり前といえば当たり前。

 フエー、書けば4項目くらいだが、うまく行かない部分は何度でもやり直すからねぇ、1日なんてアッという間に過ぎる。

 それでも、熱暴走の原因を解決し、思わぬ副産物でM君のパソコンのリカバリーディスクが出来、分解手順の一部は楽に出来るようになった。

 でも、結果として目の前にちゃんと動くようになったパソコンがないと、徒労感が残る。なにかひとつ形は残したい!!

 とりあえず、XPを仮でインストールし、秘密兵器でドライバも全て当たって、ちょっと見ちゃんと使える状態にした。そういうことに新しいハードディスクを使う気にはなれないので、中古の6ギガ程度のハードディスクを使う。ハードディスクが6ギガのNEC・LAVIEというのはなかなかお目にかかれないゾ!

 で、そのパソコンでこの日記を書いてるんだよねー。僕はデータを別のファイルサーバーに置いているから、このパソコンは端末的な使い方で、それなら6ギガが3ギガでもなんでも出来てしまう。

 これで納得したら、このパソコンはまた実験対象機に戻るのだが、いつかはもうちょい生かしてやりたいLAVIE君だ。